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伏見向島で「たんぼラグビー」 地域のつながりの場として今年も開催

たんぼラグビーの参加者

たんぼラグビーの参加者

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伏見向島地区で6月18日、「第4回たんぼラグビー in京都・向島」が行われた。

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たんぼラグビーは田植え前の水を張った泥田で行う球技で、子どもから大人まで年齢・性別を問わず楽しめるのが特長。試合時間は7分間で、両チーム最低5人以上で人数を合わせて行う。

京都市立向島秀蓮小中学校の吹奏楽部がファンファーレを演奏し、龍谷大学生がボランティアで参加するなど、伏見区内の学校や学生との連携も同大会の特徴。

大会には過去最多の38チームがエントリーし、参加者の家族やスタッフを合わせると約500人以上が参加。門川大作京都市長や、伏見工業高校元監督の山口良治さん、元ラグビー日本代表の大八木淳史さんも駆け付けた。今回からコミュニティーFM「FM845」がプレーの様子を実況するなどして大会を盛り上げた。

開会式のあいさつで、大会実行委員長の宮本直嗣さんが「10月からの開催に向けて、スタッフは自分やその周りの家族の時間を削りながらも月2~3回集まって準備してきた。無事に今日を迎えられてほっとしている」と話し大会はスタート。

大会はチャンピオンカテゴリー(向島巨椋池カップ)とエンジョイカテゴリー(向島エンジョイカップ)に分かれ、参加者は泥だらけになって汗を流した。試合以外にも、子どもが田んぼや自然に触れられるようにかるたを用いた遊びを行うなどした。

チャンピオンカテゴリーでは予選ブロックを互いに全勝で勝ち抜いたブリバリーズと宝ドリンカーズが激闘の末、ブリバリーズが大会3連覇を飾った。

 大会実行委員の冨田敏充さんは「大会を始めたときは不安だらけだったが、協賛いただいた方をはじめ多くの方に支えられて4回目を無事に迎えられた。ここは田んぼの中で子どもから大人まで、泥だらけになってみんなが笑顔になれる場所。地域の人がつながりを持てる場所として発足したが、これからもそのような場所で居続けられれば」と話す。

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