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伏見向島「たんぼラグビー」に700人 3年ぶりに泥んこの笑顔はじける

子どもから大人まで338人が笑顔でプレーを楽しんだ

子どもから大人まで338人が笑顔でプレーを楽しんだ

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 伏見向島地区で6月19日、「第3回たんぼラグビー in京都・向島」が行われた。

優勝したブリバリーズ

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 たんぼラグビーは田植え前の水を張った泥田で行う球技で、子どもから大人まで年齢・性別を問わず楽しめるのが特長。試合時間は5分間で、両チーム4人ずつで行う。

 これまで2018(平成30)年、2019年と開催され、地域の手作りイベントとして注目を集めてきた。2020年、2021年はコロナ禍で中止となり、今大会は3年ぶりの開催となる。京都市立向島秀蓮小中学校の吹奏楽部がファンファーレを演奏、龍谷大学生がボランティアで参加するなど、伏見区内の学校や学生との連携も同大会の特徴。

 この日は32チーム338人と参加者の家族など700人が集まって行われた。9時から開会式が行われ、門川大作京都市長や伏見工業高校元監督の山口良治さんも参加した。

 午後に行われたチャンピオンカテゴリー(向島巨椋池CUP)の決勝では、1回大会優勝、2回大会準優勝の強豪・ブリバリーズと医療関係者のチームで前回3位のFTRCが対戦。延長の熱戦の末、ブリバリーズが優勝した。

 ブリバリーズキャプテンの瓜生修二さんは「前回は同志社大学ラグビー部にトライ数が同数で、じゃんけんで負けて準優勝だった。今年は優勝できてうれしい。仲間と楽しい時間を過ごせた」と笑顔で振り返る。

 地元の小学生や女性を中心のチャレンジ・エンジョイカテゴリー(向島エンジョイCUP)では、山本ひとみ伏見区長が監督を務める「伏見区役所チーム」が初参加。市民らと泥んこになって笑顔でプレーを楽しむ姿が見られた。

 大会実行委員長の宮本直嗣さんは「新型コロナの感染拡大によってほとんどのイベントが中止されてきた2年間を経て、ようやく開催することできた。皆が思いきり笑えて、新しい仲間が作れて、その仲間にたくさんの勇気と元気をもらえた。事故なく、大きなけがなく、無事終われることができ、記憶に残る一日になった」と振り返る。

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