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伏見の複数飲食店が独自「かす汁」メニュー提供 酒蔵の酒かす使い考案

かす汁オリジナルメニューを飲食店4店で提供

かす汁オリジナルメニューを飲食店4店で提供

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 京都信用金庫伏見支店をはじめとする複数の事業者で立ち上げた「伏見粕(かす)汁銀座」プロジェクトが現在、「伏見粕汁銀座スタンプラリー」を開催している。

「伏見粕(かす)汁銀座」プロジェクトで提供されているかす汁

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 同支店の呼びかけで、伏見区内の飲食店4店(酒房わかば、伏水酒蔵小路、京乃四季、おこぶ北清)が協力、レトルト食品事業者の京都伏見マルシェのサポートを受け実施に至ったという。伏見の地酒副産品の酒かすを使った「かす汁」に着目。特定の飲食店でのみ提供されているかす汁をより多くの店でメニューとして提供してもらうことを目的に企画したという。

 期間中、伏見酒蔵の酒かす使用、できるだけ京都の野菜を使うことを推奨するというガイドラインに沿って各店が独自のかす汁メニューを提供する。

 加盟店では伏見区在住の書道家、田口朋玖さんが揮毫(きごう)した書を印刷したタペストリーを掲出。かす汁メニュー注文客にはスタンプラリー台紙にスタンプを押印。スタンプ2つで同信金の景品であるスーパーマリオブラザーズマグネット、4つでスーパーマリオブラザーズエコバッグを進呈する。

 高岸同支店長は「スタンプラリーの台紙は既に100枚配布済みで、徐々に参加者も増え始めている模様。今後の手応え次第では居酒屋以外に洋食店や中華料理店など、多様な飲食店を募りながら本格的なムーブメントに育てたい」と意気込みを見せる。

5月8日まで。

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