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伏見・向島地区に初の認知症対応型デイサービス 地元食材で地産地消も

認知症対応型デイサービス「ランランルンルン・スマイルケア」のスタッフ

認知症対応型デイサービス「ランランルンルン・スマイルケア」のスタッフ

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 京都市伏見区向島(むかいじま)地区で初となる認知症対応型デイサービス「ランランルンルン・スマイルケア」(伏見区向島津田町)が4月1日、オープンした。

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 向島地区は市営住宅の住人を中心に高齢化が進んでいるが、これまで認知症に対応するデイサービス(通所介護施設)がなく、認知症診断を受けた人は伏見区内の他地域や京都市内まで通う必要があった。

 運営する社会福祉法人・洛南福祉会理事長の長田栄臣さんは「当法人は向島地区を中心に、高齢者福祉や介護事業に携わってきた。介護事業における向島地区の社会課題を解決したいという思いと、『送迎付きの認知症対応デイサービスが欲しい』という声に応える形でオープンした」と背景を説明する。

 同法人は医療機関と連携協定を締結。炊事用には、向島の地産地消をコンセプトに、健幸プラスの食材と宮本ファームの米を使用。「ランランルンルン・スマイルケア」の名称は京都市立向島秀蓮中学内で公募して決定するなど、地域の結びつきが強い。

 同施設施設長の小林佑一郎さんは「認知症型デイサービスは介護保険で定められた定員が12人と少ない。その分、一人ずつ向き合う時間を増やすなど、個別対応介護を行うことができる。入所後は『炊飯、盛り付け、喫茶の用意、片付け』など役割をこなすことで、入所者同士のコミュニケーションも円滑にしていく。癒やしになればと家族型ロボットも導入した」と話す。

 営業時間は8時30分~17時30分。土曜・日曜定休。送迎地域は向島地区のみ。「触れ合う中で認知症を知ってほしい」とボランティアも募集している。

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