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伏見・向島のケアハウスで納涼花火大会 夏空の102発の花火を楽しむ

ケアハウス入居者や職員が102発の花火を楽しんだ

ケアハウス入居者や職員が102発の花火を楽しんだ

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 伏見向島地区のケアハウス「サウスヴィレッジ向島」で8月1日、「納涼花火大会」が行われた。

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 ケアハウスは、60歳以上の自立した人が入居できる。料金は年収や資産などによって変わる応能負担制度。施設への出入り自由で3食付きなのが特徴で、施設から通勤する人もいる。

 同施設では例年、家族と一緒に楽しむ納涼祭を開催してきたが、新型コロナウイルスの影響により家族の参加が難しくなったため、2020年から入居者と職員が楽しめる納涼祭花火大会を行っている。

 施設責任者の長田栄臣さんは「大好評だった昨年の花火大会を受け、今年はさらに楽しんでいただく工夫をした。花火の量を昨年の52本から102本へと倍増。市販の打ち上げ花火や噴き出し花火を『打上がる高さ』『単発か連発』など区分した。配置図を作成するなど小規模ながら本格的に楽しめるよう徹底的にこだわった」と笑顔で振り返る。

 当日は、入居者や職員ら60人が参加。19時30分から約30分間の花火大会を楽しんだ。

 長田さんは「花火に関わった職員たちは、『適当に花火を並べて、火を付けるだけと思っていたが、入念な打ち合わせとリハーサルをして、あれだけ素晴らしいな演出ができたことで、入居者の皆さんを笑顔にできたことは楽しかった。来年も参加したい』と興奮していた。来年以降も入居者や地域の方々が楽しめるイベントを行いたい」と意気込む。

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