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たんぼラグビーの花火米が完売 「5分間の花火大会」打ち上げの支援集まる

昨年の「京都向島 5分間の花火大会」の様子

昨年の「京都向島 5分間の花火大会」の様子

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 例年2月に伏見区向島(むかいじま)で打ち上げられる、「京都向島 5分間の花火大会」の支援を呼びかける「京都向島花火米」が12月15日、支援者の元へ届けられた。

広がる「京都向島花火米」の支援の輪

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 同花火大会は2021年3月、伏見区内の中学生の保護者らが「コロナ禍の卒業の思い出に花火を見せてあげたい」と開催。2022年からは、障がい者地域共生拠点「イマジン」と向島たんぼラグビー実行委員会が「向島の農業エリアを通して、地域の子どもたちや障がいを持つ人たちが集い、世代や地域を超えて互いを認め合い、支え合い、つながっていくこと」をコンセプトに、「京都2022 TSUNAGU PROJECT」として共同で企画・運営している。

 今年は6月に開催された「京都向島たんぼラグビー」の田んぼで収穫された米(鉄ミネラル栽培にこまる米)を、「京都向島花火米(4合=2,000円)」として販売した。米の売り上げは、巨椋池の田んぼが広がるエリアで約5分間、打ち上げられる花火の資金に充てられる。

 「京都向島たんぼラグビー」実行委員長の宮本直嗣さんは「たんぼラグビーの関係者や地域の支援者のおかげで300キロ分の花火米が完売し喜んでいる。地元の子どもたちや、障がいを持つ方々の田植え、稲刈りを通して収穫された思いの詰まった米。これからも人と人のつながりを生み出していきたい。関わってくれたみんなが、打ち上がった花火に思いをはせてほしい」と話す。

来年の花火大会の開催日時は後日、発表する。

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