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伏見向島で「たんぼラグビー」 参加チーム募集始まる

昨年のたんぼラグビーの様子

昨年のたんぼラグビーの様子

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 伏見向島地区(京都市伏見区向島西定請)で6月18日に行われる「第4回たんぼラグビー in京都・向島」の参加チームの募集が4月15日から始まった。

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 たんぼラグビーは、田植え前の水を張った泥田で行う球技で、子どもから大人まで年齢・性別を問わず楽しめるのが特徴。試合時間は5分間、両チーム4人ずつで行う。パス、グラウンディングをして得点を多く挙げたチームが、その試合の勝者となる。

 2018(平成30)年に開かれた第1回大会には30チームと観客800人が、第2回大会は日本ラグビーフットボール協会の公認大会として40チームと観客1200人が参加し、伏見向島地域の手作りイベントとして注目を集めた。2020年、2021年はコロナ禍の影響で中止となり、昨年に続いて2年連続の開催となる。

 今年の総参加チーム数は34チームが上限。地元・主催者推薦参加チーム(18チーム)と、公募エントリー参加チーム(16チーム)の参加を予定している。

 チームエントリーは、交代要員を含めた5人以上で応募する。個人エントリーは、主催者が当日編成する混成チームで参加できる。

 大会実行委員長の宮本直嗣さんは「たんぼラグビー開催後は毎年、向島秀蓮小中学校の3年生が田植え体験を、稲刈りまでの栽培期間は障がい者施設・ベテスタが雑草管理や水管理を行っている。地域の人も参加して行う稲刈り、収穫した米は食育を学びながら小中学校でみんなで食べるなど、まさに地域と密着した大会になっている」と話す。

さらに「たんぼラグビーは、子どもからお年寄りまであらゆる世代が『たんぼ』というフィールドで見て楽しみ、プレーして泥んこになれる、世代を超えたつながりの場。この日は笑顔で童心に返って楽しんでもらいたい。今年も多くの方にお越しいただけたら」と呼びかける。

エントリーは5月20日まで。専用のエントリーシートで申し込む。
問い合わせ実行委員会事務局(長手信行さん、TEL 090-8984-6688)まで。

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