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伏見港公園で和ろうそくと振る舞い酒イベント 日中はマルシェやサップ体験も

幼稚園児ら描いた手づくり灯ろう

幼稚園児ら描いた手づくり灯ろう

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 伏見港公園(伏見区葭島金井戸町)で11月13日、和ろうそくの灯りと振る舞い酒を楽しむイベント、「伏見みなとあかり」が行われた。主催は中村ローソクと酒蔵小路。

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 会場の伏見港は、豊臣秀吉の伏見城築城によって開港された河川港。江戸期には京都と大坂を結ぶ河川水運の要として発展し、幕末には坂本龍馬も淀川三十石舟を利用して京阪間を行き来していた。明治以降の交通網の発展により港の役割は終えたが、現在も観光船の十石舟が行き来するなど、貴重な水辺空間となっている。

 当日は11時~17時に同港のみなとオアシス登録記念イベント、「伏見みなとの賑わい広場~水辺の利活用に向けて~」が行われ、1300人を超える来場者で賑わった。会場内で行われた「みなとマルシェ」では、地元農家が育てた京野菜や京阪電車のグッズ販売などが行われ、水上では専用のボードに乗ってバドルで漕ぎ進むウォータースポーツ・サップ体験を楽しむ姿も見られた。

 薄暗くなり始めた17時からは「伏見みなとあかり」が行われ、中村ローソク(伏見区竹田三ツ杭町)が製造した500個の和ろうそくが会場や水面を彩った。伏見みなと橋周辺には、同区内の京都市立竹田幼稚園と京都私立伏見南浜幼稚園の園児らが描いた灯ろうが設置され、親子連れが描いた灯ろうを笑顔で探す姿が見られた。

同時刻には特産品の伏見のお酒の振る舞いも行われた。

 「伏見みなとの賑わい広場」は14日にも同会場で行われる。
14日=11時~16時。各日、小雨決行、荒天中止。問い合わせは株式会社ピーエイ京都事業部の篠部大五郎さん(TEL 090-7761-5806)まで。

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