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伏見港で「みなとオアシス」登録記念イベント マルシェや和ろうそくの灯りイベントも

伏見みなとの賑わい広場のフライヤー

伏見みなとの賑わい広場のフライヤー

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 伏見港公園(伏見区葭島金井戸町)で11月13日、14日、みなとオアシス登録記念イベント「伏見みなとの賑わい広場~水辺の利活用に向けて~」が行われる。主催は官民の関係団体で構成する「川のみなとオアシス 水のまち 京都・伏見」運営・まちづくり協議会とNPO法人伏見観光協会。

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 会場の伏見港は、豊臣秀吉の伏見城築城によって開港された河川港。江戸期には京都と大坂を結ぶ河川水運の要として発展し、幕末には坂本龍馬も淀川三十石舟を利用して京阪間を行き来していた。明治以降の交通網の発展により港の役割は終えたが、現在も観光船の十石舟が行き来するなど、貴重な水辺空間となっている。

 伏見区では同港が2021年4月30日に「みなとオアシス」登録されたことをきっかけに「伏見港界隈の新たな誘客・賑わいの創出」「伏見ならではの歴史的景観と文化の情報発信」などを官民が協力して推進している。今回のイベントは同区の呼び掛けに伏見観光協会、伏見酒造組合、伏見桃山がんばる7商店街、洛南保勝会、月桂冠、黄桜、京阪ホールディングス、西日本旅客鉄道が応える形で実現した。

 日中は会場で、「みなとマルシェ」と称して、地元農家が育てた京野菜など特産品の販売や、キッチンカーの出店、伏見を応援する地域団体のPRブースを出すほか、専用のボードに乗ってバドルで漕ぎ進むウォータースポーツ・サップ体験が楽しめる。

 13日の17時~19時には、水辺の夜を和ろうそくの灯りと振舞い酒で楽しむイベント、「伏見みなとあかり」が行われる。主催は中村ローソクと酒蔵小路。

 両日は伏見区内各所で「龍馬通り商店街・龍馬祭パレード」(11月14日)、「秋の背割堤(八幡市)~伏見クルーズ(11月13日、14日)、「城南宮企画展『伏見 港の賑わい』」(10月30日~12月15日)、「13店舗の酒粕グルメを楽しめる 伏見酒粕グルメさんぽ」(10月30日~2022年1月23日)、「伏見連続講座・史跡探訪ツアー伏見港公園周辺の散策」(11月13日)など、同時開催イベントも数多く行われる。

 開催時間は、13日=11時~19時、14日=11時~16時。各日、小雨決行、荒天中止。問い合わせは株式会社ピーエイ京都事業部の篠部大五郎さん(TEL 090-7761-5806)まで。

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