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宇治・京都文教大学で「地域入門授業」 馬屋原伏見区長らが起業の勧め

京都文教大学で行われた「地域入門」の授業

京都文教大学で行われた「地域入門」の授業

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 京都市伏見区の馬屋原宏区長がゲスト講師となり、11月2日、京都文教大学(宇治市槇島町千足)で、約600人の学生を相手に授業を行った。

京都文教大学の「地域入門授業」 約600人が受講した

 1年次生の必修科目「地域入門」の中で、「京都の魅力を考える―京都で“働く”編―」をテーマに授業を受け持った。将来に対して具体的なビジョンが見えていない学生に向けて同大が展開する文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)の連携自治体、宇治市と伏見区を事例に、産業戦略や就労支援施策など、地域の実像を紹介した。

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 授業の前半は、馬屋原区長のほか、宇治市市民環境部産業戦略参事の岸田秀紀さん、同市民環境部商工観光課の森川克哉さん、京都市や宇治市に拠点を置く、革靴をはいた猫社長・魚見航大さん、エスワイズ住宅販売社長・椎葉啓之さんが、伏見区や宇治市における行政の取り組み、地元に密着する企業の現状などを伝えた。

 馬屋原区長は「伏見は酒、社寺、歴史、農業など多種多様な産業が息づくまち。独創的な事業を行う中小ベンチャーが活躍している」と訴え、会社を創業した魚見さん、椎葉さんは起業したときの決断、思いなどを熱く語った。授業の後半は、「地域で働くとは」をテーマに、学生もパネラーとして加わり、質疑応答も交えたパネルディスカッションを行った。

 同大は、前述の「大学COC事業」に加え、京都府全体における学生、若者の地元定着に向けた取り組み「COC+(プラス)事業」を京都府内の大学と共に展開している。2017年度からは地域ネットワーク「京都文教ともいきパートナーズ」を立ち上げ、京都府南部地域における「産官学連携」や「高・大・地・産(高校・大学・地域・産業)」の連携に取り組んでいる。