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伏見・たんぼラグビー米の稲刈り体験 もちつきやタッチフットに笑顔で交流

たんぼラグビー米の稲刈り、地域の子どもや学生ら58人が参加した

たんぼラグビー米の稲刈り、地域の子どもや学生ら58人が参加した

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 「たんぼラグビー米の稲刈り体験イベント」が11月4日、京都市伏見区の向島(むかいじま)地区(京都市伏見区向島西定請)で行われた。

たんぼラグビー米を収穫する参加者

 たんぼラグビーは、田植え前の水を張った泥田で行う球技。京都・福知山の豪雨水害の地域復興を目的に2015年に始まり、伏見向島では今年初めて開催。6月17日に行われた大会には、地元の小中学校や地域住民有志チーム、企業・団体チームなど、30チーム、約800人が参加した。

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 稲刈り体験イベントには、親子連れや学生ら58人が参加。大会の会場になった田んぼで育てられた「恋の予感」ともち米の「羽二重餅」を収穫した。

 大会の実行委員会メンバーで地元農家の宮本直嗣さんは「今回は、3反(約2975平方メートル)の面積で、もち米350キログラム、うるち米900キログラムが収穫できた。8月の記録的な猛暑、9月の猛烈な台風、10月の長期日照不足という厳しい自然条件を考えると、よくここまで育ってくれた」と振り返る。

 稲刈りに続いて、向島地区で収穫された赤米やこの日収穫したもち米を使ったもちつきや、タッチフットを参加者やスタッフで楽しんだ。

 東京から視察を兼ねて参加したという一般財団法人・ひらめき財団理事の高本昌宏さんは「人生初めての稲刈りを汗だくで楽しんだ。子どもから大人、シニアまで巻き込めるラグビー泥遊び×田んぼ農作業という組み合わせも素晴らしい。そこで実った『ラグビー米』から新たな観光資源や『関係人口』を創造できる革命的なアイデアだと思う。これからの日本を元気にするきっかけになるイベント。大きな可能性を感じた」と話す。

 宮本さんは「一連のイベントで気付いたことは、楽しいことをみんなですると、そこにたくさんの交流や笑顔が生まれ、夢中になり、最後は感動するということ。人生にとって家族や仲間は一番大切。このたんぼラグビーを通じて地域を越えた人が集い、触れ合い、励まし合いながら今後も交流を深めていければうれしい」と話す。

 第2回たんぼラグビーは2019年6月16日に開催予定。宮本さんは「今年以上に地域に貢献できるように準備を進めていきたい」と意気込む。