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長岡京の柳谷観音・楊谷寺で「紅葉ウィーク」 上書院公開や体験型企画も

楊谷寺の上書院から眺める紅葉

楊谷寺の上書院から眺める紅葉

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 京都府長岡京市の柳谷観音・楊谷寺(京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷)で11月10日~12月2日の期間、紅葉イベント「柳谷観音 紅葉ウィーク」が開催される。

柳谷観音・楊谷寺の切り絵押し花朱印

 楊谷寺は806年、清水寺の開祖延鎮(えんちん)により建立された。第2代住職の弘法大師・空海が祈とうを施し、眼病に悩む人々のために霊水にしたという独鈷水(おこうずい)が有名で、眼病祈願の寺として信仰を集める。近年では京都近郊のモミジやアジサイの穴場としても知られている。

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 上書院は、天皇家公家や特別な客のみをお通しする部屋として使われてきた。通常は月に1度、17日にしか公開していないが、同イベント期間中特別公開する。書院の2階からは、戦前に古都百庭として選ばれた名勝庭園(浄土苑)のモミジが目線の高さにあり、その景色だけ切り取ったような美しさがあることから、参拝客やカメラマンの人気を集める。

 イベント期間中は「寺宝特別公開(狩野派の世界)」「モミジの押し花朱印限定授与」、「練り香づくり体験」(11月10日10時)、「数珠ブレスレットづくり体験」(同日13時)、「押し花アート体験」(11日10時)、「お琴演奏体験会」(同日10時、11月25日13時)、「押し花朱印づくり体験(満席)」「切り絵押し花朱印づくり体験」(11月25日10時)、「寺ヨガ」(同日11時30分)などの体験型ワークショップも開催する。

 同寺の日下俊英住職は「今年は地震や台風など自然災害が頻発し、大変な年になった。当山も堂宇の損壊、倒木などの被害を受けたが、皆さんに紅葉をご覧いただきたい思いで、この時期までに復旧作業を行った。自然は素晴らしい姿を見せてくれるが、時に恐ろしいと感じる。謙虚に受け止め、常に感謝の念を込めて精進したい。今秋も変わらず催しを通じて平安を取り戻していただきたいので、ぜひ足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 参拝時間は9時~16時。入山料は300円。拝観料は800円。

体験型ワークショップはホームページから予約できる。