京都市伏見区の向島(むかいじま)地区(京都市伏見区向島西定請)で11月4日、「たんぼラグビー米の稲刈り体験イベント」が行われる。
たんぼラグビー米は、6月17日に同地区で行われた「第1回たんぼラグビーin京都・向島」の会場となった田んぼで育てられた米。地元農家や地域住民の協力の下、「農薬・化学肥料を通常の半分以下」「甘味を引き出す低温乾燥」「水分蒸発を抑え鮮度とうま味を持続する冷蔵保存」など、安全とおいしさを引き出す製法にこだわる。
たんぼラグビーは、田植え前の水を張った泥田で行う球技。「楽しさの追求と人々や地域を繋(つな)ぐ」をキーワードに、子どもから大人まで年齢性別を問わず楽しめるのが特長。大会には地元の小中学校や地域住民有志チーム、企業・団体チームなど、30チーム、約800人が参加した。
同大会の実行委員会メンバーで地元農家の宮本直嗣さんは「今年は西日本豪雨や繰り返し襲来した台風など、非常に厳しい夏になった。向島地区全体でもその影響を受けて未熟米が多かったが、この田んぼで育った米は非常に生育状況が良い。田植え前にラグビーで泥が撹拌された影響もあるかもしれない」と話す。
当日は種智院大学東隣りの田んぼ(たんぼラグビー開催地)で育った「恋の予感」ともち米の「羽二重餅」を収穫する。
開催時間は10時30分~14時。参加費は1,500円(保険代含む・小学生未満は無料)。弁当、お茶、お土産が付く。長袖、長ズボン、長靴、帽子、軍手を持参。問い合わせは宮本さん(TEL 090-6552-3067)まで。