長岡京市中央生涯学習センター(長岡京市神足)で10月29日、「初心者のための日本茶セミナー」が行われる。講師は日本茶アドバイザーの鳥越よし子さん。茶匠清水一芳園が協力している。
同イベントは、前センター長の清水剛さんが「京都らしいことを一般の方に気軽に体験できる場を設けたい」という思いから、今年1月に日本茶アドバイザーを講師に招き初めて開いた。5月の新茶講座に続き、今回で3回目になる。
清水さんは「私自身は4月にセンター長を外れたが、一過性のもので終わらせたくないという思いと、今年は『お茶の京都』が行われているという背景もあり、引き続き協力をしている。提供だけではなく、参加する側の視点に立って京都府山城広域振興局認定の「茶ムリエ」にも認定された」と話す。
当日は、お茶の入れ方や、日本茶の種類や歴史、健康効果などについてレクチャーする。
清水さんは「手軽にペットボトルで飲むことができるお茶が主流の現在、お茶を楽しむという観点を持っていただくきっかけづくりとして、多くの方に参加いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時30分~12時30分。参加費は1,500円(玉露4煎、干菓子付き)。手拭きタオルと筆記道具が必要。申し込みと問い合わせは同センター(TEL 075-963-5500)まで。