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京都・長岡京でガラシャ祭 時代行列で細川ガラシャの輿入れを再現

ガラシャ祭の「お輿入れ行列」

ガラシャ祭の「お輿入れ行列」

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 京都・長岡京市で11月13日、「第25回長岡京ガラシャ祭」が行われる。

 ガラシャ祭は、戦国時代の武将、細川忠興の居城の勝竜寺城に嫁いできた明智光秀の娘「たま(後のガラシャ)の輿(こし)入れを再現した祭り。1992年に勝竜寺城公園を整備したことを記念し、市民からの提案もあって始まった。

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 たまは1563年に明智光秀三女として誕生。1578年細川忠興と結婚したが、1582年に父の明智光秀が本能寺の変で織田信長を倒すという歴史上の大事件を起こし、山崎合戦後に「逆臣の娘」として丹後に幽閉されるなど、苦難の生活を送った。その後、1584年に羽柴秀吉のとりなしで許されて大坂屋敷に戻された。その頃からキリスト教に心を引かれるようになり、1586年に入信し「ガラシャ(Gratia)」という洗礼名を受けた。当時、既に「バテレン追放令」が発布されていたため、夫の忠興に洗礼を受けたことは告げなかったという。その後、1600年、徳川家康の上杉征伐に忠興が従った際、石田三成がガラシャを人質に取ろうとしたが、ガラシャはそれを拒絶。キリスト教の教えによって自害できないため家臣によって殺されるという壮絶な最期を遂げている。

 当日は「お輿入れ行列」をメインに、古墳時代から江戸時代まで長岡京市に関する歴史上の人物が登場する「歴史文化行列」、市民が参加して行列を盛り上げる「町衆祝い行列」など、華やかな時代衣装をまとった1000人の市民が市内を練り歩く。15時からは勝竜寺城公園で忠興と玉の婚礼を再現した「婚礼の儀」も行われる。

 「勝竜寺城公園」「中央広場公園」「バンビオ広場公園」では10時から「楽市楽座」が開催される。勝竜寺公園では長岡市などが進めている「NHK大河ドラマ誘致キャンペーン」の関係自治体物産展とご当地キャラクターが集合するイベントが行われる。その他の会場でもフリーマーケットや市民ステージなどが行われる。

 バンビオ3階メインホールでは、タレントの松村邦洋さんをゲストに招いて「ガラシャと長岡京」をテーマにしたトークセッションや、京都橘大学名誉教授・田端泰子さんの講演も行われる。

 開催時間は10時~16時。