伏見港公園(伏見区葭島金井戸町)周辺で8月6日、「伏見みなとあかり」「伏見納涼盆踊り」が開催されるほか、同時に「宇治川派流のライトアップ実験」が行われる。
会場となる伏見港は豊臣秀吉の伏見城築城によって開港された河川港。江戸期には京都と大坂を結ぶ河川水運の要として発展し、幕末には坂本龍馬も淀川三十石舟を利用して京阪間を行き来していた。同港は全国唯一の内陸河川港湾として「みなとオアシス」登録されるなど、地元でも注目が集まっているという。
伏見みなと公園では、飲食や地域の特産物や手作り作家のアクセサリー・雑貨を販売するマルシェと、伏見みなと橋周辺で和ろうそくの明かりを用いたライトアップイベント「伏見みなとあかり」を行う。同会場では、ステージイベントと盆踊りも行う。
宇治川派流沿いでは同日、夜間景観創出に向けた「ライトアップ実証実験」が行われる。竜馬通り商店街の「竜馬通り七夕出店」では、「京の七夕」と連携した笹飾りや願い事コーナー、宇治川派流ライトアップを巡るスタンプラリーも行う。その他、酒蔵の街並みをとうろうで幻想的な夜を演出する「酒蔵通りライトアップ」などのイベントも同時開催。
開催時間は、みなとあかり=13時~20時(和ろうそくのライトアップは18時30分~)。盆踊り=19時~20時30分、宇治川派流ライトアップ実験=19時~21時30分、竜馬通り七夕出店=17時~21時(スタンプラリーは19時~)、酒蔵通りライトアップ=18時~22時(8月14日まで)。