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伏見・北堀公園を中心に清掃活動を続ける「みどりの会」、緑綬褒章受章

褒章を手に長年の功績が認められて喜ぶ「みどりの会伏見桃山」メンバー

褒章を手に長年の功績が認められて喜ぶ「みどりの会伏見桃山」メンバー

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 京都市伏見区の伏見北堀公園一帯エリアの草刈除草など整備している団体「伏見北堀公園愛護協力会(愛称「みどりの会伏見桃山)」の20年以上にわたる社会奉仕活動等の功績が認められ、緑綬褒章を受章した。受章の伝達式が5月15日、国道交通省で行われたが、理由があって行けなかったので5月29日、褒章が手元に届いた。

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  同会は伏見北堀公園の清掃活動以外にも桃陽総合支援学校のグラウンドの草刈りやタケノコ掘り体験、シイタケ植菌体験などの活動を実施。藤城小学校(深草大亀谷五郎太町)3年生を対象に毎年、シイタケ植菌体験、呉竹養護学校の児童生徒を対象にした北堀公園清掃体験授業など、さまざまな活動を行っている。

同会広報担当の岡村祐介さんは「金づちを持ったこともないような子どもたちが、目をキラキラと輝かせて楽しんでいるのを見るとやりがいに感じる」と話す。これらの活動は会報として毎月発行し、現在では267号を数える。岡村さんのインスタグラムやユーチューブでも、積極的に活動内容を発信している。

 岡村さんは「諸先輩方が活動を始めたおかげで現在でも続いており、その結果、このような名誉ある章を頂けてうれしい」と話す。

「伏見北堀公園はジョギングや犬の散歩、幼稚園児の遊び場にもなっている。誰かが手入れをしないと、この場がなくなってしまう。地域のつながりの場でもあるので、これからも活動を続けていく」と話す。一方、「現在はアジサイエリアの拡張や彼岸花を植えて公園をより良く変えたいと思っている。公園を利用している人に楽しんでもらいたいし、公園の良さを多くの人に知ってほしい」とも。

 「当会のメンバーは現在19人。徐々に高齢化が進み、新陳代謝を行わないと存続の危機を感じる。興味のある人は一度体験してもらえれば」と岡村さんは呼びかける。

 主な活動は、伏見北堀公園=毎月第2・第4水曜9時30分~12時、桃陽総合支援学校=毎月第3水曜・第4日曜の9時30分~12時、10時~12時。スケジュールが変更となることがあるため、参加希望者は岡村さん(TEL 090-7352-2223)まで。

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