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長岡京の柳谷観音・楊谷寺の「花手水鉢アート」 「2色のバラのハートがかわいい」とSNSで話題に

楊谷寺の手水鉢アート 2月はバラのハートバージョン

楊谷寺の手水鉢アート 2月はバラのハートバージョン

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 京都府長岡京市の柳谷観音・楊谷寺(京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷)のバラの花の手水鉢(ちょうずばち)アートが、「ピンクと赤の2色のバラのハートがかわいい」と話題を呼んでいる。

ハート型デザインの紅葉手水鉢アート

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 同寺は光明寺、善峯寺と並ぶ西山三山の一つ。清水寺の開祖延鎮(えんちん)により806年に建立された。空海が祈とうを施し、眼病に悩む人々のために霊水にしたという独鈷水(おこうずい)が有名で、古くから眼病祈願の寺として信仰を集める。

 近年は名所としても知られる同寺のアジサイや紅葉を使った、オリジナルの「押し花御朱印」や、手水鉢(ちょうずばち)を季節の花や紅葉でデコレーションする「手水鉢アート」が人気を集めている。

 押し花御朱印や手水鉢アートを考案・創作した同寺執事の日下恵さんは、「当山は長岡京の山間にあり、最寄り駅と結ぶ公共交通機関がないので、皆様にご不便をおかけする。より多くの方にお越しいただくためには、SNSを活用して情報発信をすることが重要。当山の特長でもある『豊かな自然』を強みに変えようと、『観て楽しむ、来て楽しむお寺のアート』をテーマに、アイデアを形にした」と話す。

 バラの花の手水鉢アートについては「昨年の秋、住職の発案で紅葉アートをハート型デザインにしたところ話題を呼び、東京からわざわざお越しになる方もいた。2月のバレンタインには、ピンクと赤のバラでハート型にデコレーションした」と日下さん。

 今後については「手水鉢アートは月ごとにテーマやデザインを変えていく。押し花御朱印も新しいアイデアを取り入れ、多くの方に親しみ楽しんでいただける形にバージョンアップする予定。情報は随時、ホームページやSNSで発信していくので、ぜひご覧いただければ」と呼び掛ける。

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