京都市伏見区の納屋町商店街のアーケードにこたつを並べて日本酒や料理を楽しむイベント「おこたで燗波～い（かんぱーい）！　なやまちコタツ村」が2月9日、行われる。

納屋町商店街の「おこたで燗波～い（かんぱーい）！　なやまちコタツ屋台村」のポスター

　伏見桃山・中書島地域観光振興を目的に、伏見7商店街や京都文教大学、京都市などから成る「伏見桃山・中書島ゆらふプロジェクト」が、「寒さで客足が鈍る２月に商店街のにぎわいイベントをできないか」と企画した「伏見であったまろうキャンペーン」の一環。

　同キャンペーンでは「あったかい」をテーマに各商店街が企画を持ち寄り、合同でイベントを開催。大手筋商店街は「懐があったまるポイントキャンペーン」、龍馬通り商店街は「心もあったまる出会いバルイベント」、中書島繁栄会は「かす汁のふるまい」を、それぞれ実施する。

　イベントを企画した「ぴあぴあ」の藤崎壮滋社長は「飲食店舗が多い納屋町商店街では、その特色を生かして『商店街にこたつを並べて商店街の店が販売するあったかメニューを食べられる屋台村をしよう』と企画した」と話す。

　当日はアーケードに10卓のこたつと100卓のテーブル席を用意。12店が、かす汁、芋煮、焼きガキのほか、岩手の海産物、湯豆腐、ブリ大根、海鮮茶碗蒸し、酒かす唐揚げ、アヒージョ、おでん、豚汁、ホットワイン、熱燗など、趣向を凝らした「あったかメニュー」を提供する。　

　開催時間は17時～21時（こたつ席は18時30分～）。チケットは、前売り＝2,000円（限定28席、こたつ席と芋煮、かす汁、2ドリンク券、なやまっちタオル付き）。当日券も会場で販売する。前売り券は商店街事務局（TEL 075-611-0118）で販売している。