京都府長岡京市のアトリエ畔(長岡京市栗生川久保)で11月22日から、「押し花・プラントアート・押し花朱印作品展」が行われる。主催は押し花作家の中村容子さん。
中村さんは、2002年に双子の子どもが誕生したのをきっかけに、押し花の教室に通うようになり、子育てと並行しながら「押し花インストラクター」の資格を取得。同市内で押し花教室を開いている。
同展は、中村さんの押し花、プラントアートの作品や、お寺とコラボした押し花朱印、同市内の画家とコラボした安室奈美恵さんの肖像画などを展示する。
見どころについて中村さんは「柳谷観音・楊谷寺と昨年から始めた『押し花朱印』は、境内のアジサイやモミジを押し花にしたオリジナル朱印。これまで季節ごとに10種類の御朱印を作ってきた。押し花と朱印のデザインの楽しさを感じていただきたい」と話す。
「安室奈美恵さんの肖像画のコラボ作品は、私が安室さんの大ファンということもあり、今回の展示会が決まったとき、企画した作品。以前から交流のある画家の槙村優子さんに肖像画を描いてもらい、押し花で装飾した。槙村さんの絵は、髪の毛を一本ずつ描くなど、写真と見間違えるほどの繊細さが特徴。11月26日に行われる楊谷寺のイベントでも展示する予定」とも。
槙村さんは2年前から肖像画を描き始め、インスタグラムやフェイスブックに作品を投稿するなどしながら活動を広げ、現在では海外のモデルや女優から肖像画の依頼が来るなど、活躍している。
中村さんは「会場は民家を活用したアトリエ。その特徴を生かして、部屋ごとに『クリスマス』『和モダン』『ナチュラル』などのテーマを設けて、押し花教室の生徒さんの作品も展示している。紅葉で有名な光明寺の山門からすぐの場所なので、紅葉狩りの前後の時間に足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。問い合わせは中村さん(TEL 080-3131-9233)まで。