伏見・藤森神社(京都市伏見区深草鳥居崎町)で8月6日、「第2回藤森盆踊りフェスティバル」が開催される。
「祭りを通して藤森地域の連携やつながりを深めたい」と昨年始まった同イベント。昨年は約2000人の地域住民が訪れ祭りを楽しんだ。
今年は、オール藤森地域の住民による手づくりの「藤森音頭」(作詞=中地公恵さん、作曲=四柳英明さん)」を制作。詩には「小野小町と深草少将の百夜通い伝説」「藤森神社の祭礼」「墨染桜」「伏見インクライン」など、当地域の名所旧跡や伝承を盛り込んでいる。
踊り方の解説動画やプロモーション動画もユーチューブで公開し、DVDも地域住民に配布するなど、「地域オリジナルの盆踊り」の普及に努めてきた。
当日は17時25分、藤森中学校吹奏楽部による演奏でスタート。「キッズダンス」「京都教育大学生によるジャグリング・よさこい踊り」「三線演奏」「和太鼓演奏」などのパフォーマンスが繰り広げられる。
日没後の19時10分からは、地元の学童クラブ、幼稚園児、保育園児が絵を描いた「紙灯籠」と、京都教育大学生の手作りの「竹灯籠」の点灯も行われる。
実行委員会事務局長の中村隆さんは「子どもからお年寄りまでが楽しめる盆踊りを目指している。オリジナルの盆踊りの音頭や踊りが、これからもずっと地域に愛される祭りの象徴になってほしい。浴衣の着付けも専門家が指導してくれるので、浴衣と帯持参で参加していただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は17時25分~21時。雨天の場合は11日に振り替える。