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京都・伏見で乳幼児向け絵本読み聞かせ会 母親同士の交流の場創出にも一役

「赤ちゃん絵本こんにちは」の読み聞かせの様子

「赤ちゃん絵本こんにちは」の読み聞かせの様子

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 京都市伏見中央図書館(伏見区今町)で6月2日、0~2歳までの乳幼児を対象にした絵本の読み聞かせ会「赤ちゃん絵本こんにちは」が開催された。

迫力ある大型絵本

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 2001年に制定された「子どもの読書活動の推進に関する法律」を受けて企画した同イベント。同館では10年以上続く人気イベントの一つとなっている。

 読み聞かせは、同館職員のほか、保育士資格を持つボランティアメンバーや改進保育所職員が行っている。保育士メンバーや改進保育所職員が担当する日には、読み聞かせ後に乳幼児に関する悩み相談なども行う。

 この日は、26人の親子が参加。大型サイズの絵本など計4冊を読んだほか、合間に乳幼児の集中力を切らさないよう手遊びや工作なども行った。会場では、親子で声を上げて楽しむ様子が見られた。

 開始時間前に集まった人たちで会話する姿や、途中で泣き出す子には周囲の人たちであやすなど、知らない人同士が協力する姿も見られ、同じ年頃の子を持つ母親同士の交流の場にもなっている。

 同図書館図書係長の福田さんによると、多い日は50人以上が参加することもあるという。参加者からは「自分では選ばないような絵本を知ることができた」「なかなか見かけない大型絵本に子どもが喜んでいた」「イベントで教えてもらった手遊びを子どもが家でもやって遊んでいる」などの声が寄せられているという。

 次回開催は6月9日(11時~)を予定する。参加無料。

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