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伏見の川魚専門店に外国人観光客 鮎の塩焼きなどに舌鼓

天然仕立て 活鮎塩焼き

天然仕立て 活鮎塩焼き

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 京都・納屋町商店街にある川魚の専門店「鮒新 佐野商店」(京都市伏見区納屋町)に4月下旬から店頭に並ぶ天然の「活鮎(あゆ)塩焼き」や「う巻き」を求め外国人観光客が訪れている。

常連客にも人気の「う巻き」

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 川ものや琵琶湖ものなど四季折々の天然物を数多く店頭に並べる同店。以前は川魚の専門店がこの地域にいくつかあったというが、年々少なくなり、近くにあった他店舗も5年ほど前に廃業。この地域の貴重な川魚専門店として地元の人たちに親しまれている同店だが、最近では外国人観光客も訪れるようになった。

 この地域の川魚専門店が少なくなっている理由としては、井戸水の維持費がかかることや、商品の主要産地の一つである琵琶湖の猟師が少なくなっていることもあるという。

 同店三代目の塩貝泰明さんは「川魚の鮮度には井戸水が欠かせない。伏見は良質の水に恵まれている土地で、伏見の井戸水を使っているので、こうして新鮮な川魚を取り扱うことができる」と話す。これからの時期、旬を迎えるのは鮎で、塩焼きや若鮎の炊いたものが人気だという。

 営業時間は9時~17時50分。日曜定休。

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