長岡天満宮(長岡京市天神)のキリシマツツジが現在、満開の見頃を迎えている。
「学問の神さま・菅原道真」を祀り、道真が太宰府へ左遷されたときにこの地で名残を惜しんだことから「見返り天神」とも呼ばれる同宮八条ヶ池の中堤に植えられているキリシマツツジは樹齢130年前後と推定されており、長岡京市の天然記念物に指定されている。
4月13日には通常は封鎖されている中央参道を開放している。
中央参道は早朝より多くの写真愛好家でにぎわいを見せている。伏見区から来た長谷川智則さんは「朝日と鳥居と真っ赤なツツジのコントラストを写真に収めたくて早起きして来た。撮影するチャンスは一瞬なので気合をいれている」と話していた。
同宮の中小路宗俊宮司は、「昨年よりは少し遅いが、ここ最近は例年よりも早く満開を迎えている。雨に打たれると弱ってしまうので今の満開のうちに是非ご覧いただきたい」と話す