伏見のスーパー銭湯「伏見力の湯」(京都市伏見区竹田青池町)に隣接するフットサルコートを会場に5月5日・6日、「京都湯上がりクラフトビール祭」が開催された。
コンセプトは「湯上がりに芝生で飲む最高の一杯」。コートには京都を中心として全国から集まったブルワリー約20店が出店し、約50種類のクラフトビールを用意。フードやソフトドリンクも準備し、幅広い世代が楽しんだ。
当日は、ビールやソフトドリンクを飲む容器としてオリジナルの牛乳瓶を配布。プラスチックごみを極力出さない「エシカル」なイベントを目指した。
同施設を経営するメゾネット(中京区)の鍋田弘恵さんは「全国のブルワリーに協力依頼するのに苦労したが、イベントへの思いに応えていいただいて感謝している」と話す。
同社の専務の長尾洸太朗さんは「チケットが事前に1000枚以上売れていたので、反響に驚いている。来場者がイベントを楽しんでいる姿を見て一安心。今回のイベントをきっかけに、伏見にまた来てほしい。今回限りで終わりではなく、今後もイベントを通じて、伏見から京都、日本を盛り上げたい」と意気込みを見せる。