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伏見・納屋町商店街に「奥播磨かかしの里」のかかし 個性豊かな12体登場

伏見「納屋町かかし商店街」奥播磨かかし12体がお出迎え

伏見「納屋町かかし商店街」奥播磨かかし12体がお出迎え

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 伏見・納屋町商店街8店舗の店先に現在、「奥播磨かかしの里」から届いた「かかし」12体が登場している。同商店街理事長小林満さんが2年前に「かかし」を知り、「面白い。ぜひ納屋町に来て欲しい」と考え、昨年夏に打診し実現。かかしは、親子のかかし、作務衣のかかし、商売繁盛の前掛をしたかかしなど12体に全て個性がある。

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 商店街を訪れた袖岡良彦さんは「今朝、かかしのことを知った。最近商店街はシャッターが閉まっいて寂しくてしょうがなかったが、『これはいい』と思い、近所なので見に来た。以前より、かかし達のことを知っていたが納屋町に来てくれ流のはうれしい」とマップ片手に撮影。袖岡さん、かかし達と記念撮影を終えた小林理事長は「このように普段は話すことのないお客さんとも、かかしを通じ会話が弾むことができてとてもうれしい」と笑顔で話す。

 「奥播磨かかしの里」は、兵庫県姫路市安富町関地区の集落にある。限界集落の村おこしとして約130体のかかし達が集落内のさまざまな場所に設置され、里の暮らしを住人として再現している。一般的なかかしと異なり、背格好は人間そっくりでかわいらしい豊かな表情が特徴。里では現在、「ひなまつり」が開催されている。

 同商店街は、豊臣秀吉の伏見城築城と同時に城下町として誕生。特徴的なフランス・パリの「パッサージュ」をイメージして建てられた開閉式の開放的なアーケードの下、かかし達は笑顔で両手を前に差し出し、抱え込むような優しいポーズで来街者を出迎えている。

 各店舗営業時間内は自由に見学や撮影ができる。開催は3月21日まで。

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