伏見区役所1階ロビーで2月24日、区誕生90周年記念「花の産地・伏見の魅力を体感」を目的にした京都府花き振興ネットワークとの連携によるミモザの展示が始まった。
区職員、南部農業振興センター職員、おくだばらえん奥田容彦さん、大阪ビジネスカレッジ専門学校講師、同校生4人が展示会場を設営した。
ミモザの展示は、幅2.5メートル×奥行3.0メートル×高さ2.7メートルの特設展示エリアに、区誕生90周年にちなみ90本の瓶にミモザを生け、つり下げて展示。エリア内への立ち入りや撮影も可能。その他、伏見の文化を象徴する酒だるを使ったアレンジメント、大小のミモザのリースを飾り付けたフォトスポットも設けた。
? 展示会場デザインをした奥田さんは「フラーワーアレンジは置かれて展示することが多いが、『ミモザの魅力を美しく表現するには』と考え、今回は遠くから見て浮いているような演出にした。伏見産の春の花を使い、ミモザイエローのビタミンカラーで元気をお届けできれば」と話す。
3月8日(国際女性デー)は、イタリアでは家族や仕事仲間の女性にミモザを贈る習慣があり、「ミモザの日」とされている。
同企画担当の市川さんは「今回は90周年記念『花の伏見』イベントの締めの企画で、コロナ禍ではあるが花を通じて楽しんで元気をお届けできれば。記念イベントも、これで終わりでなく、ここから始まった新しいイベントや企画を今後持続して、皆さんにどんどん伏見の花の魅力を知っていただくことを大切にしていきたい」と意気込む。
3月10日まで。