京都府長岡京市の紅葉が見ごろを迎え、紅葉の名所をめぐる「京都・西山 長岡京もみじめぐり」として、12月5日まで光明寺や柳谷観音・楊谷寺、長岡天満宮で特別拝観やライトアップなどが行われている。
光明寺(長岡京市粟生西条ノ内)は、JR東海「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンで取り上げられたことで、京都屈指の紅葉寺として全国に知られるようになった。「もみじ参道」はカエデの木々と木漏れ日に照らされた敷紅葉に囲まれ、「まるでもみじのトンネルを進んでいくよう」だと人気を集める。
手水鉢に季節の花を浮かべる「花手水」に初めて取り組むほか、岡田准一さん主演の映画「燃えよ剣」の撮影にも使われた「信楽庭(しんぎょうてい)」はも限定公開される。五輪カラーや五輪ロゴの市松模様をあしらった御朱印も1日200枚限定で授与する。
柳谷観音・楊谷寺(長岡京市浄土谷堂ノ谷)は、花手水発祥の寺として知られる。紅葉ウィーク(11月13日~12月5日)は、「上書院」を限定公開。重森美玲が古都百庭に選んだ名勝庭園「浄土苑」の紅葉を眼下に眺めることができる。
長岡天満宮(長岡京市天神)は、「学問の神さま・菅原道真」をまつり道真が太宰府へ左遷されたときにこの地で名残を惜しんだことから、「見返り天神」とも呼ばれている。市民からは「天神さん」と呼ばれ親しまれている。本殿手前にある紅葉庭園「錦景苑」ではライトアップされた紅葉を楽しめる。八条ヶ池の水上橋・六角舎では、竹灯ろうでライトアップをする、JR東海の「ひかりの京都」キャンペーンを行っている。
光明寺の参拝時間は9時~16時(受付終了)。入山料は1,000円。
楊谷寺の参拝時間は9時~16時。拝観料は700円。上書院拝観料は800円。
長岡天満宮のライトアップは16時30分~20時。参拝料は無料。
問い合わせは長岡京市役所 商工観光課(TEL075-955-9515)まで。