「ふしみ五四市+伏見納涼盆踊り(第19回伏見港まつり)」が7月24日、伏見港公園(伏見区葭島金井戸町)で行われる。主催は京都伏見十六会と公益財団法人・京都府公園公社。
会場の伏見港は、豊臣秀吉の伏見城築城によって開港された河川港。江戸期には京都と大坂を結ぶ河川水運の要として発展し、幕末には坂本龍馬も淀川三十石舟を利用して京阪間を行き来していた。同港は全国唯一の内陸河川港湾として「みなとオアシス」登録されるなど、地元でも注目が集まっているという。
今回行われる「ふしみ五四市」は、「東海道五十三次は伏見宿・淀宿・枚方宿・守口宿を経て大坂・高麗橋までをつなぐ五十七次だった」という説を取り入れ、「54番の宿場伏見」の発信を目的としている。
会場には、濠川を挟んで五四市エリアと盆踊りエリアを設ける。五四市エリアの縁日では、「地元の京野菜販売」「伝統工芸品や地域名産品販売」「和ろうそく体験」「KYOTO BBバスケット体験」などを行う。盆踊りエリアでは、16時からのステージイベントでは、「日野ヒップホップダンスサークル・ドルフィン」や「蔵 JAZZ presents・鴨川ハルモニア」などのパフォーマンスを披露し、19時から盆踊りを行う。
開催時間は13時~20時30分。各エリア入場時に検温を実施する。問い合わせは株式会社ピーエイ京都事業部の篠部大五郎さん(TEL 090-7761-5806)まで。