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長岡京の竹やぶで「曲がりすぎたタケノコ」発見 「どこ向かっとんねん」とSNSで話題に

長岡京市の竹やぶで発見された「曲がりすぎたタケノコ」

長岡京市の竹やぶで発見された「曲がりすぎたタケノコ」

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 京都府長岡京市の竹やぶ(長岡京市粟生西条ノ内)で、ほぼ90度に曲がったタケノコが発見され、投稿されたSNS上で「イナバウアーみたい」「どこ向かっとんねん」と話題になっている。

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 曲がったタケノコが発見された長岡京を含む乙訓(おとくに)地域は、良質の竹が採れる産地で、竹材加工業も盛ん。春先にこの地域で掘り起こされる「朝掘りタケノコ」は、味と香りの最高級品として有名で、京都の料亭でも重宝されており、かぐや姫伝説・発祥の地としても知られている。

 タケノコを発見した竹垣職人の真下(ましも)彰宏さんによると「最近、竹材用の竹を求めて出入りしている竹やぶで発見した。普段から曲がったタケノコを見ることはあるが、それは隣に生えている竹や木や他の竹の根っこや石に干渉して曲がっていることが多く、このように周囲に何もない状況で曲がっている竹を見たのは初めて。つい写真に収めようと思いシャッターを押し、Facebookに投稿した」と経緯を説明する。

 真下さんによると、投稿したFacebookでは、「どこ向かっとんねん」「すごい反り具合!イナバウアーみたい」「ゴジラのしっぽか」など、「コメント」や「いいね」が殺到したという。

 真下さんは「曲がった竹は、その後途中で成長が止まり枯れしまうので、今回は、どこまで成長するのかというワクワク感がある。通常は曲がった竹は切り倒されてしまうが、『もし綺麗な状態で育ったら、この曲がった竹を何かに活用できないだろうか』とついつい仕事モードに入ってしまった」と笑顔で振り返る。

 真下さんは「この季節の竹やぶでは、タケノコが竹へと成長していく変化が楽しめる。乙訓地域の向日市には、全国遊歩百選にも選ばれた『竹の径』もある。竹やぶで竹林浴をすると気持ちもスッキリする。気分転換も兼ねて竹林浴を楽しんでみては」と話す。

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