「第27回春の全国小学生ドッジボール選手権全国大会」で準優勝した伏見・板橋(いたはし)ファイヤーズが4月23日、京都市役所を訪問し、門川大作市長に準優勝の報告を行った。
門川大作京都市長と握手する伏見・板橋ファイヤーズの田中翔太さん
小学生ドッジボール競技は、12人の出場選手が5分間、投げて、走って、低い姿勢でキャッチする、球技の格闘技ともいわれるハードな競技。夏と春に全国大会が行われる。
京都市立板橋小学校を拠点として、伏見区内を中心にした小学1年生から6年生が活動する同クラブ。1998年の結成以来、夏の1度の優勝を含め全国大会に春夏合わせて16回出場している、京都の強豪ドッジボールクラブとして知られている。
3月25日に三重県津市で行われた春の全国大会。板橋ファイヤーズは予選リーグを2位で通過。決勝トーナメント(1回戦~準々決勝は1セット制、準決勝・決勝は2セット先取)でも接戦を勝ち抜き決勝進出を果たしたが、決勝では惜しくも兵庫県代表のガッツクラブに0-2で敗れ、準優勝の成績に終わった。
この日は中西修監督以下、田中翔太さん、岡田丈さん、高屋友希さん、江上菜月さん、高屋百々香さんら卒業生と、新キャプテンの岩村尚幸さん、根上伯さん、木村春翔さん、岸田悠汰さん、島仁一郎さん、疋田優奈さん、牧寄文さん、佐倉愛奈さん、江上和佳奈さん、北岡耀さん、石川聖奈さん、吉岡健吾さん、橋本陽輝さん、大場耀さん、高屋陽菜さん、谷口楓さん、田中彩加さんが京都市役所を訪問。門川大作市長らに準優勝の報告を行った。
キャプテンの田中翔太さんは「夏の全国大会は自分たちが1年生の時に先輩たちが優勝したが、春は決勝に残ったのは初めて。先輩たちの姿に憧れて、決勝のコートで戦いたいという思いで頑張ってきたので、うれしい」と笑顔で話した。
門川市長は「準優勝おめでとう。厳しい戦いの中で見事、準優勝を勝ち取った選手諸君には、市民を代表してお祝い申し上げたい。子どもの頃からスポーツをやっていると、あいさつも丁寧で表情も凛(りん)としているように感じる。練習前にはごみ拾いをされるなど、地域活動にも貢献しており素晴らしい。指導者や保護者の皆さんの教育方針のたまもの」とねぎらった。
中西さんは「チーム内では目標設定を重要視している。目標到達のために、その目標が途中経過になるような設定が肝心。ボールスピードを図り続けて記録するなど、チーム内で共有する目標を設定することで、選手の自信や成長につながる。目標に向かいこつこつと取り組み、チームとして成長していければ」と意気込んだ。
見学体験や入部の問い合わせは、ホームページの専用フォームで受け付けている。