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京田辺・老舗茶農家が宇治茶初のクラウドファンディング 1週間で目標額の500%超

都茶寮がクラウドファンディングに挑戦した「テトテ」

都茶寮がクラウドファンディングに挑戦した「テトテ」

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 京都府京田辺市の茶葉製品開発会社「都茶寮」が3月28日、宇治茶では初となるクラウドファンディング会社「makuake」へ出品し、1週間で目標額の500%超を達成した。

 今回、都茶寮がクラウドファンディングに挑戦したのは、「働く女性の1週間をサポートする」をコンセプトに立ち上げた新ブランド「テトテ」。ティーバッグ型のハーバルドリンクで「オフィスで手軽に飲める」「月曜日から金曜日の5日間をマネジメントする」「1週間のバイオリズムをサポートできる成分機能があること」「8時間ずっとおいしい」「マイボトルで専用茶葉」などのテーマを盛り込んでいる。

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 都茶寮の北川欽也さんは、京田辺で江戸時代から続く老舗の茶農家の一家で生まれ育った。兼業農家として茶葉を育てる一方で、「宇治茶の新しい提案」をテーマにした商品を開発。2017年には、玉露の出品茶を抽出した最高級ボトリングティーを発表して注目を集めた。

北川さんは「お茶は『急須で入れて飲む』『ペットボトルで手軽に飲む』という両極端な飲み方しかないのが現状。急須は家で使い、ペットボトルは主にアウトドアで活躍する。いつどこで?という視点で考えた時、『オフィスで女性が飲む』という商品提案がこれまでなかった。お茶業界の発展のためにも、このゾーンを取り込みたいと思ったのが開発のきっかけ」と振り返る。

 目標額の500%を超えたことについては「こんなに短期間で500%を超える支持をいただけるとは、正直なところ予想していなかった。『オフィスで飲む』という宇治茶の新しい提案が、一定層の方に受け入れられたのは嬉しいこと」と笑顔で話す。

 テトテはオリジナル5種「煎茶・玉露・ほうじ茶・宇治茶の紅茶・てん茶(抹茶の原材料)」のほか、宇治煎茶をベースにしたフレーバー5種「ミント・オレンジ・ジンジャー・シナモン・カモミール」がある。

 北川さんは「茶葉は京田辺の老舗の西川茶園に専用茶葉をオーダーしている。京田辺の茶葉は味が濃くて、お湯でも水でも長時間楽しめるのが特徴。ワークタイムの8時間、何度でもおいしく飲める。オリジナル5種はウイークデーに、リラックスしたい週末はフレーバー5種を楽しんでいただけたら」と話す。

 クラウドファンディングの期間は5月31日まで。