京都府長岡京市のイタリアン「Sensibilita」(長岡京市長岡)の肉巻きチーズリゾット(400円)が人気を集めている。
同店はオーナーシェフの松本浩史さんがオープンしたカウンター形式のイタリアンレストランで、9月に5周年を迎えた。
松本さんによると、9月16日にバンビオ広場公園(長岡京市神足)で行われたワークショップイベント「ママ・キッズまるごとマルシェinかしこ暮らしっく長岡京」に出店した際に、「主催者の田中昭美(てるみ)さんと相談して考案したメニュー」という。
経緯については「最初はベーコンを焼いたシンプルなメニューを提案したが、『親子で楽しめるイベントメニューにして欲しい』というリクエストが出た。元々、付け合わせで提供していたリゾットが好評だったので、チーズリゾットに肉を巻いたオリジナルメニューを考えた」と説明する。
イベント当日は、大雨の悪天候になったが用意した200個のうち150個を販売。「ホットプレートで温めたため、温度が上がらずに時間切れで結果的に50個が残った。残りをお店で期間限定メニューとして販売したところ、口コミで評判が広がり、パスタを上回る人気メニューになった」とも。
松本さんは「期間限定で当初は追加で販売するつもりはなかったが、販売再開のご要望を多数いただき、定番メニュー化を決めた。チーズリゾットに加え、今後はチャーシューリゾット、ブラックペッパーリゾットなどの種類も増やしていきたい」と話す。