京都市伏見区の伏見港公園(伏見区葭島金井戸町)で9月2日、「南海・京阪 日本酒&グルメフェスティバル2017」が行われた。主催は京阪ホールディングスと公益財団法人京都府公園公社。
沿線の活性化と広域PRを目的に、2年前から連携してイベントを開催している京阪と南海。今回は「京阪の大阪北部、京都、滋賀」「南海の大阪南部、和歌山」の沿線の、日本酒やグルメを楽しめるイベントを企画した。
8月19日には大阪・道頓堀の「とんぼりリバーウォーク」で、南海主催のイベントを行い、伏見会場は京阪主催イベントとして行った。
伏見会場には、地元の伏見からは「月桂冠」「英勲・斎藤酒造」「キザクラ・カッパカントリー」「キンシ正宗」などの酒蔵と「デニッシュ食パンANDE(アンデ)」「京菓子・富英堂」が出店。その他、京阪沿線の「出町柳・松井酒造」「交野・山野酒造」「交野・大門酒造」「大津・平井商店」などの酒蔵と、「宇治・おみやげプラザ宿木」「大津・至誠庵」が、南海沿線からも和歌山や堺の酒蔵やクラフトビールなどが出店した。
当日は、12時から18時まで行われ、14時現在で1200人が来場。用意した日本酒が早々に売り切れになるなど、各酒蔵は追加の日本酒の対応に追われる盛況ぶりだった。
京阪ホールディングス・経営統括室 事業推進担当・課長補佐の若林浩吉さんは「爽やかな天候にも恵まれ、多くの方にお越し頂けて良かった。今後も沿線企業や行政、南海電鉄などの同業他社と連携して、沿線地域の活性化に貢献していく企画を考えていきたい」と話す。