京都府長岡京市の楊谷寺で6月10日、「柳谷観音 あじさいウィーク」が始まる。
楊谷寺は806年、清水寺の開祖延鎮(えんちん)により建立され、代々の天皇家や豊臣秀吉の側室・淀殿ゆかりの寺。同寺の上書院は天皇家や公家など特別な客のみを通す間として知られ、書院から眺める名勝庭園(浄土苑)の眺めは、多くのVIPを魅了してきた。
「あじさいウィーク」は、同寺の5000株のアジサイが見頃になる時期に合わせて開催しているイベント。期間中は「アジサイの押し花朱印の限定授与」「上書院特別公開」「普段は授与していない朱印を一挙に授与する御朱印イベント」「アジサイ祭り」「寺宝庫特別拝観」「幸せのパンケーキ 1日限定ショップ」など、様々なイベントが開催される。
同寺の執事の日下恵さんは「特別公開する上書院は、映画『日本のいちばん長い日』が撮影された部屋。映画ファンの方もよく訪れる。撮影中のエピソードを知りたい方は、ガイドに聞いてほしい」と話す。
「アジサイの押し花朱印は、咲いていく順番で押し花の種類が変わっていく。当寺には、全部で10種類のアジサイがあるので、いろいろな種類のアジサイも楽しんでいただけたら」と日下さん。
日下俊英住職は「今年はより多彩なイベントを予定している。中でも、近年ブームとなっているご朱印関係のイベントが多いので、楽しんでいただきたい。芸術・文化にも触れ、心豊かな時間を過ごして欲しい。梅雨の6月だが、五感で楽しみながら晴れ晴れとしていただければと話す。
あじさいウィークは7月2日まで。上書院の特別公開は見学料=500円