京都府大山崎町の天王山夢ほたる公園で6月11日、「大山崎天下取り決戦祭」が行われる。主催は大山崎町と大山崎町商工会。地元の戦国劇団・乙訓戦国つつじがイベントプロデュースで協力している。
会場となる同園は1582年7月2日(旧暦6月13日)の山崎の戦いで、羽柴秀吉軍と明智光秀軍が対峙(たいじ)し激突した場所。現在は公園として整備されている。同イベントは昨年に続き2回目。
当日、「楽市・楽座コーナー」では、龍谷大学生考案の大山崎新名物フードのお披露目や、福知山で人気のスイーツショップ・明智茶屋が協力する「戦国武将カフェ」もオープンする。
「乙訓戦国つつじ」の広報の今井かなさんは「今回は祭りの名称にちなみ『戦国の祭り』をテーマに構築した。出演者も、そのテーマに沿って声掛けした。参加するご当地キャラクターも、福知山市からは『光秀くんとひろこさん』、亀岡市からは『明智かめまるくん』、宮津市からは『たぁくんとガラシャちゃん』など、歴史に関係あるキャラクターにこだわった」と話す。
今井さんは「国際古武道協会の藁(わら)の試し斬りや、殺陣(たて)チーム・大和乃侍 羽々斬の多様な殺陣、いわゆるチャンバラも見どころの一つ。乙訓戦国つつじも本能寺の変から山崎の戦いへ向けて演劇を披露する予定。チャンバラ合戦~戦 IKUSAは子どもからお年寄りまで参加できる合戦体感ゲームを行うので、ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時30分。メインアトラクション「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」は参加費500円。事前に大山崎商工会のホームページからの申し込みが必要(6月10日18時締め切り)。