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伏見の市民活動イベント「ふしざく」 1年間の活動発表や子ども歌舞伎も

子ども歌舞伎を披露する「伏見子ども阿国歌舞伎実行委員会」

子ども歌舞伎を披露する「伏見子ども阿国歌舞伎実行委員会」

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 京都市の伏見区役所(伏見区鷹匠町)で3月11日、伏見の市民活動イベント「伏見をさかなにざっくばらん(ふしざく)」の1年間の活動発表会が行われた。主催は伏見区。

記念撮影するふしざく参加者

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 「ふしざく」は、伏見の町を元気にすることを目標に、市民同士が考えて形にしていく「まちの語り場」。今年度で5年目になる。

 この日は2016年度に活動してきた「チーム『お城マップ』」「伏見の環境を守る会
」「伏見歴史同好会 伏見歴史Do!」「ふれあいオレンジカフェ ももやま実行委員会」「蔵ジャズフェスティバルwith日本酒を肴に“ざっくばらん」「伏見の昔話を掘りおこす会」「チーム”街コミ”」「伏見子ども阿国(おくに)歌舞伎実行委員会」「伏見ゆるキャラ大作戦」「伏見カフェ(旧伏見防災チーム)」「和みの空間」「ちょいノリ京都プロジェクト」「ふしみ和・ハ・ハま~じゃん塾」の14チームが参加して、1年間の活動報告と今後の活動内容について発表した。

 チーム「お城マップ」の山岸さんは「『伏見・お城マップ』という散策マップを作成し、これを使って毎年春と秋にウォーキングを実施している。地元の小学生用の『伏見・お城 マップ こども版』も作った。来年度は市民20人のボランティアガイド制度の立ち上げを準備している」と説明。

 「蔵ジャズwith日本酒」の佐々木さんは「地元の酒蔵の山本本家の酒蔵などで、日本酒を飲みながらジャズなどの音楽を楽しめるイベントを開催している。伏見を音楽(ジャズ)と日本酒の街にしていけたら」と意気込みを語った。

 「伏見子ども阿国歌舞伎実行委員会」は、1603年出雲の阿国が徳川家康に伏見で歌舞伎を披露したことに着目。伏見の歌舞伎を「子ども歌舞伎」として復活させることを目指して活動している。毎週1回~2回の練習を続けており、この日は江戸時代に書かれたおとぎ話「伏見で生まれた桃太郎」を披露した。3月19日には、御香宮神社の参集館で発表会を行う。

 この後、コメンテーターの総評や、司会進行を務めるNPO「場とつながりラボ home's vi」スタッフの山本彩代さんから「来年度からは伏見の放送局・FM845で『ふしざく』情報の配信を行う」などの発表があり、最後は参加者一同で記念撮影を行い第5期の「ふしざく祭り」は終了した。

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