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京都・向日神社の桜まつりに人出多数 秀吉が造らせた新町前から続く桜並木

秀吉由来の新町前の大鳥居からの参道

秀吉由来の新町前の大鳥居からの参道

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 向日市の桜の名所、向日神社(京都府向日市向日町北山六十三番地)で4月2日・3日、桜まつりが開催され多数の花見客が訪れた。

向日神社桜まつりに集まるたくさんの人々

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 約30年の歴史がある同神社の桜まつり。大鳥居から直線で約200メートルの石畳の参道には桜並木に並んで飲食屋台が多数出店した。本殿前にある舞台ではさまざまな催しが開催され、食事、イベント、花見を同時に楽しむ人々の姿が多く見受けられた。

 向日神社大鳥居前の旧西国街道沿いの新町は豊臣秀吉が町を造ることを認め、当時の京都所司代前田玄以が建設を進めたことが始まりといわれている。約1300年の歴史を持つ向日神社は桜と深い縁があり、向日神社の裏手、勝山緑地の北側の出入り口から向日台団地奥の西京区、洛西地域が遠望でき、水上勉の小説「櫻守」の舞台としても有名である。

 向日神社の六人部宮司は「神社はその昔、何か事を起こす時に人が集まった場所で、多数の人々が集まる行事を大切にしている」と話す。

 桜満開の中、舞楽殿での琴やかぐや太鼓、野だて(茶会)が開かれるなど、天候にも恵まれた2日間となった。

■向日神社
京都府向日市向日町北山六十三番地

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