伏見区総合庁舎(伏見区鷹匠町)で7月30日、伏見をさかなにざっくばらんに語り合うイベント、通称「ふしざく」が行われた。主催は伏見区。
今年で開催5年目となる「ふしざく」は、元気な町の源になることを目標に、伏見に縁がある人が、伏見を題材に語り合い、出会った仲間と伏見の町でやりたいことを実現する市民参加型イベント。
この日は約50人が参加。「伏見の昔話」「日本酒蔵JAZZフェスティバル」「伏見歴史同好会」「お城マップ」「フリートーク」「伏見の環境を守る会」「伏見ふれあいネットワーク」「伏見の防災」「伏見ちょいノリ自転車」「空き家を和みの空間に」「麻雀(マージャン)で健康維持」などのテーマごとに、チームに分かれての話し合いを行った。
伏見区でシェア自転車の普及を目指す「伏見ちょいノリ自転車チーム」は、普及事例として、岡山市コミュニティーサイクル「ももちゃり」を紹介。向島(むかいじま)地区や深草地区などで普及させるための課題やターゲットの絞り込みなどについて話し合った。8月には地域の住民や有識者を集めて意見交換会を開催する予定だ。
話し合いの後に各チームの発表会が行われ、伏見城のマップを作成する「お城マップチーム」は、教科書に記載のない伏見城の歴史を地元小学生に教える野外活動などを報告。各チームがスケジュールやイベントなどの活動内容も発表した。
今後、チームがそれぞれ本格的に活動し、来年3月をめどに成果を発表する。
「ふしざく」は原則的に毎月最終土曜日に開催予定。