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インタビュー2016-06-01

京都・大山崎町からハートで故郷の魅力を発信する「ハートの町大山崎」

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 5月4日に販売が始まったHAND HEARTグッズ。同グッズを販売しながら、子どものころを過ごした京都・大山崎町に戻り、「ハートの町大山崎」というフェイスブックページで独自の感性で切り取った日常の風景画像と文章で故郷の魅力を発信し続けている人がいる。プレビュー社長の吉松清孝さんだ。

■「ハートの町大山崎」を運営する吉松清孝さん

 24歳で上京しアートディレクターとして活躍していた吉松さんが、親の介護に伴い故郷である大山崎町に戻ってきたのが54歳の時。「アートディレクターという職業柄、撮影方法などの知識はあったが、プロのカメラマンに指示を出して撮ってもらっていたため写真については素人だったし、大山崎町に戻ってくる前は写真に特別興味も無かった」と話す吉松さんだが、少年時代を過ごした大山崎町をもっと知りたいと大山崎町にある史跡を撮り始めた。

 カメラを片手に大山崎町中を回るうちに、今まで何気なく見ていた景色の中に新しい発見がたくさんあることに気付いた吉松さん。「ここは真っすぐな道でもいいはずなのに、わざわざ迂回している。なぜだろう?」などと疑問を持つ度に、本で調べたり、土地に詳しい人に話を聞いたりして、それらの疑問を解決していくうちに、ますます大山崎町に興味が湧き、歴史的なことも掘り下げるようになったという。

 ここ大山崎町は古くから交通の要衝であり、山崎の戦いが行われた天王山や多くの史跡があることでも有名で、それを目当てとした観光客も訪れるが、現在そうした場所がどのようになっていて、今の暮らしにどう生きているのかといったことに注目して見ている人は少ない。

 そこで吉松さんは、帰郷してカメラを片手に歩き回ったことで身につけた独自の視点で撮影する画像と文章で現在の大山崎町の魅力を発信する「ハートの町大山崎」を2014年8月に始めた。タイトルの「ハートの町大山崎」は大山崎町の形がハート形であることに由来する。

■町中を撮影する吉松さん

 最初のうちは1週間に1回程度だった更新頻度も、注目が上がるにつれて増えていき、現在はほぼ毎日更新している。吉松さんの撮る写真と写真に添えられる文章に共感した人たちから、「この絵はがきはどこで買えるのか?」「写真集の発売は?」といった問い合わせも届くようになった。

■吉松さんの写真と文字。独特の世界観が表現されている

■吉松さんの写真と文章

 吉松さんは「たくさんの人にこのページを見ていただけるようになり、実際にここを見て大山崎町を訪れたという読者の方も増えてきて、前にも増して、もっともっとたくさんの人に大山崎町の魅力を知ってもらいたいと思うようになった。ただ、このままではなかなか進まないことから、「ハートの町大山崎」のコンテンツを充実させるために絵はがきなどのグッズの販売を始めた。この売り上げは私用に使うのではなく、全て「ハートの町大山崎」のコンテンツなどの制作・運営費に充てる。そして「ハートの町大山崎町」を充実させることで発信力を高め、その結果、この町に誇りを持つ人がもっと増えて、この町で暮らすこと、訪れることを楽しんでくれる人が増えていってくれればうれしい」と話す。

「ハートの町大山崎」facebook

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