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伏見でまちづくり講座&ワークショップ「おとなだいご塾」 30人参加

まちづくりを学ぶ参加者たち

まちづくりを学ぶ参加者たち

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 伏見区総合庁舎醍醐(だいご)支所(醍醐大構町)で7月2日、まちづくり講座&ワークショップ「おとなだいご塾」が行われた。主催は伏見区醍醐支所。

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 伏見区醍醐地域でまちづくり活動を行う人材育成を目的に企画した同イベントは、今年で3回目。

 年5回程度、参加者を集めて講座を開き、まちづくりの専門家からノウハウを学ぶ「おとなだいご塾」ではこれまで、まちの出来事を写真で発信する「だいご写真部」、「地域の宝」を発見する「だいごトレジャーハンター」、歴史を研究する「醍醐ヒストリア」などの活動を行ってきた。

 事務局を務める京都市まちづくりアドバイザーの谷亮治さんは「伏見区の取り組みとしては、『伏見をさかなにざっくばらん(通称ふしざく)』との連動性や共通性も強く、『ふしざくが』やりたいことを実践する場だとすると、おとなだいご塾はその方法を学ぶ場。両方とも参加する人も多い」と話す。

 この日は、社会人、主婦、学生など約30人が参加。伏見区から10人、京都や大阪などのほか、神奈川からの参加者もあった。講座では、まちしごと総合研究所・事業統括マネジャーの東信史さんが、まちづくりを始めるに当たっての方法や心構え、和歌山県有田川町でのまちづくりの実践事例を紹介した。

 このほか、自分の「やりたいこと・好きなこと」「今、できること・できていること」「今困っていること・悩んでいること・求めていること」などをテーマに、グループディスカッションを行った。ディスカッション後には各テーマについての発表を行い、グループメンバーの出した課題の解消策を提案し合うなど、活気を見せた。

 谷さんは「まちづくりを一言で言うと、まちの人が誰でも使えるサービスづくり。まちづくりはビジネスとは異なりボランティア活動のため、民間では不採算になってしまうのが難しい部分。できないことをやろうとして結局失敗する例も多い。参加者には、講座を通じ、まちづくりである必要があるのかということへの問いかけを起点に、できることをやることの大切さを学んでほしい」と話す。

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