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京都・伏見歳時記・節句人形とともに京セラ美術館春季特別展

菖蒲兜の原型。鉄ではない。

菖蒲兜の原型。鉄ではない。

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京セラ美術館(伏見区武田鳥羽殿町6)で現在、春の特別展示「伏見歳時記・節句人形編」が行われている。

ひな人形の歴史はこの木片からスタートした

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 京都総合資料館、後香宮神社、城南宮、藤森神社や伏見の酒蔵や歴史ある商店などが協力する同展。京セラ文化施設課の羽賀優美子さんなどが企画を手掛け、伏見ならではの歴史に基づいた構成にまとめた。羽賀さんは「今回の特別展示は伏見の町とのつながりを大切にして、自分で取材をした上で情報を集め、展示内容を決定した」と話す。

 出土したひな人形の原型と言われている木製の人形の展示から、城南宮で行われている曲水の宴の節句人形や藤森神社の菖蒲兜の原型など、ほかではあまり目にすることのできないものも多数展示。御香宮神社や酒蔵で保管しているひな人形や端午の節句の人形などは、美術館関係者と町との強い信頼関係で展示が実現した。

 開館時間は10時~17時。観覧無料。5月8日まで。

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