伏見大手筋商店街で11月5日、「伏見の清酒まつり2016」が行われる。主催は伏見大手筋商店街振興組合と伏見酒造組合。
「酒どころ」として知られる伏見では10月の日本酒シーズン到来から、主に京都市中心部で日本酒イベントを開催してきた。一方、地元では主だった日本酒イベントが少なかったため、5年ほど前から、秋に伏見でイベントを開催しようとの機運が高まり、2013年に「腕を組んで乾杯のギネス記録挑戦イベント」を開催。2014年から「伏見の清酒まつり」として定期開催し、今年で3回目を迎える。
当日は、「黄桜」「北川本家」「京姫酒造」「キンシ正宗」「月桂冠」「齊藤酒造」「招徳酒造」「宝酒造」「玉乃光酒造」「鶴正酒造」「豊澤本店」「平和酒造」「増田徳兵衛商店」「松本酒造」「都鶴酒造」「山本勘蔵商店」「山本本家」の伏見17蔵元が、約50銘柄を来場者に振る舞う。
伏見大手筋商店街振興組合の奥田浩二さんは「各酒蔵が特設ブースを出す。酒蔵の中の人と直接話ができることもあり、日本酒ファンから喜ばれている。大手筋商店街全体が日本酒の香りと笑いに包まれる楽しいイベント。ぜひお越しいただきたい」と来場を呼び掛ける。
入場チケットは、前売り=1,800円、当日=2,000円。共に「お酒券10枚」「イベント限定デザインのおちょこ」付き。前売り券は「伏見の清酒まつりホームページ」、同商店街周辺の各前売り券販売所「京極屋酒店」「吟醸酒房 油長」「ごん平・大手筋サービスセンター」「伏見夢百衆」「キザクラカッパカントリー」「おきな屋」「月桂冠大倉記念館」「月の蔵人」「鳥せい本店」で販売している。
イベントは3部構成で展開する。開催時間は、1部=14時~15時30分、2部=15時30分~17時、3部=17時~18時30分。雨天決行。