京都向日市激辛商店街が9月16日に発売したLINEの「からっキー(使える言葉編)」スタンプがユニークで使いやすいと話題を呼んでいる。
からっキーは、辛くてうまい料理のナンバーワンを決める「KARA-1グランプリ」開催など激辛をテーマに町おこしをしていることで知られる同商店街のマスコットキャラクター。京都府内のイベントなどで人気のからっキーについて、同商店街には以前からLINEスタンプ化の要望が寄せられていたが、同商店街実行委員会が今年の夏に向日市在住のキャラクター作家よしのりさんにスタンプの制作を依頼し実現した。
同スタンプの中には同市内に実際に設置されている「危険!!辛すぎ」、「この先激辛注意」といった激辛看板や、新聞などで取り上げられたJR向日町駅の前にあるからっキー像頭部のヘタの部分がなくなったことなどがネタとして盛り込まれている上、なるべくたくさんの人に日常的に使用してもらうことで、同商店街とからっキーを知ってもらいたいと普段使いしやすいフレーズで構成されている。
同スタンプを制作したよしのりさんは「スタンプの内容がネタにかたよりすぎると使いづらいし、かといって普通すぎると同商店街やからっキーの魅力が伝わらない。ネタと使いやすさのバランス調整が難しかったが、今までのLINEスタンプ制作の経験が少しでも町おこしのお役にたったのだとしたらとてもうれしい。同商店街には魅力的な店舗がたくさんあるので、同スタンプを通してたくさんの方に同商店街に興味を持っていただけたら」と笑顔で話す。
同スタンプは、LINEクリエイターズマーケットで販売。1セット120円。ショップ画面で「激辛商店街」や「からっキー」で検索すると確認できる。