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伏見・深草に「まごころおにぎりカフェ」 高齢者の経験と知恵を生かして活躍の場を

厨房で調理する「おにぎりカフェ」のスタッフ

厨房で調理する「おにぎりカフェ」のスタッフ

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 伏見の「みんなのカフェちいろば」(京都市伏見区深草直違橋)に9月25日、「まごころおにぎりカフェ」が一日限定でオープンした。主催は龍谷大学政策学部の学生サークル「Local Activities」と「みんなのカフェちいろば」。

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 同大政策学部はキャンパスのある伏見区深草地区の地域課題に積極的に取り組んでいる。「Local Activities」は2013年に立ち上がり今年で4年目のサークル。伏見の竹田地区は独居高齢者が多いことから、「伏見いきいき市民活動センター」などと連携しながら、高齢者向けのふれ合いサロンを開設し、「転倒防止体操教室」を開くなどの活動を行ってきた。

 今回のカフェイベントは「高齢者の方の経験や知恵を生かして活躍できる場を提供する」というコンセプトの下、サロンに通う主婦たちと「おにぎり」を提供するカフェを企画。「ちいろば」オーナーの大山さんが賛同して実現した。

 当日は11時~13時、「おにぎりカフェ」がオープン。「おにぎり」「みそ汁」などのオリジナルメニューを提供し、昼過ぎには店内が満席になるなど盛況で、料理を担当した3人の主婦や学生も忙しそうに動き回っていた。

 同大3年でサークル代表の山本遼さんは「『ちいろば』の大山さんや主婦の方々のおかげでオープンすることができた。こんなにお客さんが来てくれて本当にうれしい。300枚のチラシを配布したり、ツイッターで告知したりした効果があった。今回がスタートなので、継続してオープンできるよう下級生にも引き継いでいきたい」と話す。

 大山さんは「お客さんが集まるか正直心配したが、学生たちがよく頑張ってくれて盛況で良かった。小さな修正点はあるが初回でここまでできたら合格点をあげたい。次回以降も学生といろいろな取り組みをしていくのが楽しみ」と話す。

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