京都・伏見の藤森神社(伏見区深草鳥居崎町)で10月16日、「深草ふれあいプラザ」が行われる。主催は深草ふれあい事業実行委員会。
深草地域の子どもから高齢者まで、誰でも参加し楽しむことのできる場を提供することで、「幅広い世代の住民が触れ合うこと」「深草への愛着を深めること」を目的に開く同イベントは今回で26回目。昨年は1万5000人が来場するなど、毎年大勢の人が参加する深草地域の祭りとして定着している。
会場には「深草グルメコーナー」「お楽しみコーナー」「ステージコーナー」「お楽しみ抽選会」「エコ・環境コーナー」の5つのコーナーを設ける。
グルメコーナーには「うどん」「焼きそば」「吉兆くんカレー」など15店舗、お楽しみコーナーには「伝承遊びコーナー」「深草野菜即売」「児童館コーナー」など27のコーナーや店舗が出店する。
ステージでは、京都教育大学吹奏楽部の演奏、幼稚園児・小学生の歌やダンスのほか、「深草の5学区対抗戦」を実施。各学区の代表が地元深草の名産品の竹を使った「竹積競争」や深草検定早押しクイズなどで対決する。
伏見区役所深草支所・地域推進室 事業係長の立花烈(たけし)さんは「龍谷大学の学生ボランティアや地域の方の協力で準備も進んでいる。京都市では14地区でふれあいプラザが行われているが、神社の境内で開催されているのは深草だけ。地元の氏神であり深草の文化を感じられる藤森神社で今年も交流を深めてほしい」と話す。「最大の目玉はお楽しみ抽選会。地域から提供された豪華景品を用意しているので参加してもらえれば」とも。
開催時間は10時30分~14時30分。荒天中止。入場無料。お楽しみ抽選会の参加には抽選会付き金券(前売り450円、当日券500円)が必要。問い合わせは深草支所地域力推進室まちづくり推進担当(TEL 075-642-3203)まで。