京都市伏見区の7商店街で7月29日、夏祭りイベント「夏の夜市『伏見7商店街合同』28年度」が開催された。
中書島繁栄会、中書島柳町繁栄会、竜馬通り商店街、油掛商店会、納屋町商店街、風呂屋町商店街、大手筋商店街で構成する「伏見7商店街」。
それぞれに文化や歴史があり、店舗の跡取りら若手で「F7(エフセブン)プロジェクト」という連携チームを結成し、各商店街の活性化や地域密着イベントを開催するなどの取り組みを進めている。
7商店街による合同開催は今年で13回目。それぞれの商店街が飲食やゲームなどの屋台を出店して、浴衣姿や親子連れの市民らを出迎えた。
「中書島繁栄会」は、そろいのポロシャツを着てチームワークの良さを演出。「中書島柳町繁栄会」は町内の公園の会場で金魚すくいなどの縁日で盛り上げた。「竜馬通り商店街」は石畳と路地感覚が魅力で、落ち着いた大人の夜市。「油掛商店街」は車が通る道筋だが、とうもろこしの屋台が人気をあつめていた。
「納屋町商店街」は商店街のマスコットキャラクターの「なやまっち」を全面に押し出したダンスショーで子どもたちを楽しませた。「風呂屋町商店街」は昔ながらの「夏の夜店」を感じるノスタルジックな雰囲気を演出した。
「大手筋商店街」は前に歩くのも苦労するほどの人出となり、各種ゲームで親子連れを楽しませていた。