伏見の「おくだばらえん」(伏見区深草中ノ郷山町)で5月19日、ジャム教室イベントが開催された。
同園は完全無農薬栽培のバラ園として知られ、バラを食材としてレストランやケーキショップなどにも提供。代表・奥田さんの「食べられるバラの素晴らしさを多くの方に楽しんでほしい」との思いから、ジャム教室やレストランとのコラボイベントも多数開いている。
ジャム作りには50本程度のバラが必要。受講者と一緒にバラを摘み、花びらをほぐしてもみ込んでいく。添加物はレモンの果汁と砂糖とペプチンのみ。バラをもみ込み煮込んでいくと完成する。
ジャム教室は特に告知をしていないが、フラワーイベントなどの交流を通して口コミで広がり、受講の問い合わせが絶えないという。
この日は東京のフラワーアレンジメントスクールのグループが受講。参加者の一人、藤田よしこさんは「昨年のイベントで奥田さんと出会ってから、ずっとバラ園に来たかった。念願のジャム教室に参加できてうれしい。無農薬のバラは、見ておいしく、食べておいしいので得した気分」と笑顔で話していた。