プロバスケットボールbjリーグの2015年－16年シーズンファイナルが5月14日・15日、有明コロシアム（東京都江東区有明）で開催され、京都ハンナリーズが出場する。

京都ハンナリーズいよいよファイナルへ、4チームによる名勝負が期待される

　京都市・京都府をフランチャイズとする同チームと伏見区や向日市との縁は深く、練習場「横大路運動公園体育館」や2009年より毎年公式戦を行う「向日市民体育館」があり、バスケットスクールやチアスクール（伏見区のみ）なども実施している。

　今年ファイナルに勝ち上がったのはウエスタン・カンファレンスから京都と沖縄（琉球ゴールデンキングス）。イースタン・カンファレンスから富山と秋田の4チームとなった。

　ウエスタンは、シーズンを勝率0.788の1位で終えた京都とシーズン2位の沖縄が対戦。シーズンでは京都が3勝1敗と勝ち越している。イースタンはシーズン1位の富山と3位の秋田との対戦。やはり富山が3勝1敗で勝ち越しているが、秋田はシーズン2位の仙台を破り勢いに乗っている。15日に行われるファイナルは京都と富山の対戦が有力だが、両チームの対戦は今シーズン1度もなく、接戦になると見られる。

　同チームの浜口炎監督は「プレーオフの福岡、滋賀戦ともに非常に厳しい試合だった。今シーズンは選手の引退や入れ替えがあり心配したが戦術的には一貫してやってきた。京都のファンに支えてもらい感謝をしている。京都の中学や高校は全国的にも有力なチームが多く、今後目指してもらえるようなチームになることが目標。ファイナルは自信を持ってシーズン最高勝率チームの誇りを持って戦いたい」と意気込む。

　「今後、女性ファンが増えてくれたらうれしい」と笑顔で話す浜口監督、「いつも5000人が埋まる熱い内容の試合をしたい。ライブで見てその迫力を感じてもらえれば」と呼び掛ける。

　14日の京都対沖縄の試合開始は13時10分。15日のファイナルの試合開始は17時10分。