京都府向日市(むこうし)のイオンフードスタイル東向日店(向日市寺戸町小佃)で7月1日、食育をテーマにしたイベント「スポーツ食育ダイニング」が行われる。主催は任意団体・京都むこう未来応援会議。
「向日市のまちの未来を作るのは若者」をコンセプトに掲げ、高校生・大学生や若手社会人らが主体となってまちづくり活動に取り組んでいる同団体。現在、「向日町競輪場の活性化」「女性応援推進」「向日市の資源・特産品活用」の各プロジェクトに取り組んでいる。
同団体の代表の松本美由紀さんは「今回の『スポーツ食育ダイニング』は、『競輪場活性化』と『向日市の農産物資源』を掛け合わせたイベント。向日町競輪場や京都サンガの協力で、アスリート視点で体づくりをするメニューを開発した」と解説する。
松本さんは、同競輪場が昨年度に民営化されたのをきっかけに、競輪場を市民が活用できるさまざまな取り組みを始めた。「これまで競輪場は、ギャンブルというイメージが先行して、近くて遠い存在だった。一方でケイリンはオリンピック競技の正式種目というスポーツ」と話し、「まず、市民が交流して自転車の魅力を知り楽しむきっかけの場にしたい。将来的にはこの場所を京都の自転車競技のメッカ(中心地)にしたい。今回のイベントはその活動の一環」と説明する。
この活動がきっかけになって、向日町競輪場と京都サンガの交流もスタート。今回のイベントを含め、共同で活動を行う。
松本さんは「当日は『運動前のエネルギー補給』『運動後の疲労回復』『夏バテしないカラダを作ろう』という3つのテーマの料理を披露する。サッカー選手と競輪選手の食育トークショーも行う予定なので、ぜひ足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。会場は同店2階のキッチンスペース。